Windows Subsystem for LinuxでEC-CUBE4を動かす方法その3です。
今回はWebインストーラーを利用してEC-CUBE4をインストールします。
EC-CUBE4のインストールは大きく、Web上で行う方法と、コマンドラインから行う方法の2つがあります。
まずはWeb上からインストールする方法を紹介します。
今回の投稿は長くなったので3回に分けて投稿されています。
Windows Subsystem for LinuxでEC-CUBE4を動かす その1(WSLインストール)
Windows Subsystem for LinuxでEC-CUBE4を動かす その2(LAMP環境構築)
Windows Subsystem for LinuxでEC-CUBE4を動かす その3(Webインストーラー)
公式サイトからダウンロードしてきたeccube-4.0.0.zipをアップロードして解凍します。
WindowsからLinuxへのファイルの転送はsshやFTPを使っても良いですが、Windows Subsystem for Linuxからは/mnt/cでWindows上のCドライブにアクセスできるので、直接コピーしてきてもOK。
eccube-4.0.0というディレクトリが作成されるので、ec4と名前を変えて/var/www/html/ec4に配置。
http://{Windows Subsystem for LinuxのIP}/ec4/にアクセスしてみます。
下のようにインストールページが表示されればOK。
何らかのエラーが表示されるならエラー内容を確認して修正。
主に権限の問題でファイルが作成できないか、PHPのライブラリが足りない。
404の場合は http://{Windows Subsystem for LinuxのIP}/ec4/index.php にアクセスしてみる。
これで http://{Windows Subsystem for LinuxのIP}/ec4/index.php/install/step1 というようなURLになったら、mod_rewriteが機能していない。
あとは403 Forbiddenが出たら権限を見直す。
ここをクリアすれば、インストール完成は目前です。
「次へ進む」をクリックするとEC-CUBEの動作に必要なファイル・フォルダの権限をチェックします。
下の画像のように「アクセス権限は正常です」と表示されればOK。
表示されない場合は、表示に従い権限を変更します。
続いて、サイトの設定を行います。
店名やメールアドレスなどを設定します。
メーラー、SSLは動かしていないのでとりあえず未記入で進みます。
続いてデータベースの設定。
今回はMySQLを利用するので以下のように入力します。
データベースの種類: MySQL
データベースのホスト名: 127.0.0.1
データベースのポート番号: (空欄)
データベース名: eccube4 (というデータベースをその2で作成したので)
ユーザー名: root
パスワード: (設定したパスワード)
あとは設定することはないので、そのまま次へを進んで行きインストールを完了します。
エラーが表示されず処理が完了したら、お店のフロントページと管理ページにアクセスしてみます。
続いてコンソールからのインストールですが、そもそもコンソールから導入する人はこういう説明要らないんじゃないかなと思うので、気が向いたら・・・。
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