[UWP] 入門001:UWPとは?

金曜日 , 11, 12月 2015 Leave a comment

 本記事はUWP(Universal Windows Platform)の入門記事第一回です。

 

UWPとは?

 

 Universal Windows Platformの略でUWPです。

 Windows 10以降導入された新しいアプリプラットフォームの名称で、Windows 10が搭載された様々なデバイス(PC、モバイル、IoT、XBox・・・etc)で動作することが特徴です。最新のプラットフォームなのでWindows 1oの新機能(コルタナなど)と容易に連携できるのも魅力です。

 

 プラットフォームをUWP、作成されたアプリケーションをUWPアプリ、またはUniversal Windows アプリと呼びます(UWAという略称は聞かないです)。ちょっと紛らわしいですが、以前にWindows 8.1とWindows Phone 8.1、両方に対応したアプリを作成することをUniversal Windows アプリと呼んでいたので検索したりドキュメントを読む際はどちらについて書かれたものか注意してください。本記事では間違えないようにUniversal Windows Platformの方をUWPアプリと記述します。

 

様々なデバイスで動作するUWPアプリ

様々なデバイスで動作するUWPアプリ

 

UWPまでの流れ

 

 UWPはWindows 1oから導入された新しいプラットフォームです。そのため、Windows 10以前のWindows OSでは動作しませんが、まったく新しい技術が必要かというとそうではありません。Windows PhoneやWindows 8、8.1用のアプリプラットフォームで利用されてきた技術の延長上にあり、左記の開発経験がある方は、その資産を活かすことができます。

 

 下の画像のようにプラットフォームが統一されていったのですが、知らない人は知らなくてOK!!

 

UWPまでのAPIの流れ

UWPまでのAPIの流れ

 

UWP開発に必要なもの

 

 実際の開発については次回以降説明していく予定ですが、UWPの開発には最低限以下のものがあればOKです。

 

・Windows 10がインストールされたPC

・Visual Studio 2015(オプションでUWP用のSDKを入れたもの)

 

 開発だけならWindows 10 OSじゃなくても良いはずですが、デバッグなどの実行ができないのでWindows 10のPCを用意しましょう。

 

UWP開発にあればより良いもの

 

 本記事の内容は基本PCとMobileで動作検証する予定ですが、他に対応したいデバイスがある場合はぜひ実機を手に入れましょう。

 デバイス固有の機能や各デバイスへの導入方法は本記事でも紹介していきます。

 

 Windows 10 Mobileが搭載されたスマートフォン:Visual Studio 2015にはエミュレーターもありますが、実機があると何かと便利です。

 Windows 1o IoTがインストールされたIoTデバイス:Raspberry Pi 2などのIoTデバイスで動かしたい人はデバイスを用意しましょう。

 対応したらXboxOne:2015年12月10日現在、いまだ未対応ですが、自分のアプリをXboxOneで動かすのが楽しみです。

 

 次回は入門002:Visual Studio 2015のインストールです。

 


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