前回まででソースファイルをTeamFoundationServerから取得して簡単なチェックインまでできるようになりました。
今回はソースコードの管理について書こうと思います。
プロジェクトをチェックアウト(取得)してしばらく間をおいて開発する場合など、他の誰かが修正を加えている可能性がある場合はソースコードを最新にしてから作業を開始するとトラブルが少ないです。
「最新バージョンの取得」でTeamFoundationServerから最新のソースコードをとってきましょう。
ソリューションエクスプローラーから右クリックで利用可能です。
他の人のコミットや自分の過去のコミットを見たい場合は、履歴を表示してみましょう。
以下のようにコミットの履歴が見れます。
各コミットにはコメントが付けれますので、それぞれが何のコミットなのかを確認できます(ちゃんとコメントをつけていれば・・・)。
過去の履歴と現在の状態を比較して変更の内容を確認することもできます(こちらの方が確実です)。
コミットする際に他の人の修正と自分の修正個所が被ってしまって競合することがあります。
そのような場合は双方のファイルを比較しながら競合部分を修正することができます。
(簡単に「できる」と書きましたが、初めて使うツールだとなかなか苦労します。競合を減らすためにもコードは最新のものを取得してから作業する癖をつけましょう)
修正が終わったら自分のコードをチェックインします。
チェックインすると自分の修正がサーバーに反映され、他の人も最新のコードを取得することでその修正を確認することができます。
(コンパイルできないエラーファイルをコミットしたりすると周りの人に迷惑になりますので注意です)
とまぁこんな感じで他人の修正を取得しながら、自分の修正をコミットしていく形で複数人の開発がすすめられます。
(俗にいう超ざっくり説明・・・)
TeamFoundationServerにはタスクと関連付けてチェックインする方法や、ビルドが成功しないファイルはコミットできないように制限する機能もあるのですが、その辺はまだ試せてないので実施してみたらおいおい書いて行こうと思います。
Windows Phoneハンズオンin広島では「なるべく実践的な開発の機会を!!」という想いからTeamFoundationServerを持ちいた開発もやっています。
できる人は積極的に参加してもらい、そうでない人はまずは雰囲気を眺めるだけでもいいので開発(というほど秩序だって進んでいるわけじゃないけど、実際の開発にだって秩序はw)の様子を眺めてください的な雰囲気を目指しています。Windows Phone開発をしてみたい方、プロのコードを見てみたい方一緒に参加してみませんか?
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