Microsoft Azure上でDynamics CRMを動かす(その7:最終回:うごかしてみる編)

日曜日 , 13, 4月 2014 Leave a comment

 本記記事はMicrosoft Azure上でDynamics CRMを動かすの七回目にして最終回です。

 最後にインストールされたDynamics CRMを動かしてみます。

 

 これまでの記事は(タグ)Microsoft AzureでDynamics CRMを動かすを参照ください。

Deployment Managerの起動

 

 スタート画面からDeployment Managerを起動します。

 

065

 

 

 ここでDynamics CRMの設定などを行えます。

 

サイトを表示してみる

 

 Deployment Managerの左ナビ「Organizetions」をクリックし、

 中央のメニューから作成した組織を選択します。

 (Dynamics CRMインストール時に入力した組織名が表示されていると思います)

 左ナビのBrowseからサイトを表示します。

 

059

 

 以下のようにブラウザでサイトが表示されればOKです。

 

066

 

 

外部から閲覧してみる

 

 これまでの設定では5555ポートでDynamics CRMのサイトを見ていましたが、80番ポートに変更します。

 IIS Managerを起動して、左ナビを展開「Sites」を表示します。

 「Default Web Site」と「Microsoft Dynamics CRM」の2つが表示されていると思います。

 

067

 

 

 まずはDefault Web Siteを右クリック、Edit BindingsでPortを8080ポートに変更します。

 

068

 

 

 同じ要領でMicrosoft Dynamics CRMを80番ポートに変更します。

 

069

 

 Azureポータルの仮想マシンのエントリーにHTTPを追加していればこれで

 

http://{仮想マシンのIP}/

 

 で外部からDynamics CRMにアクセスできるはずです。

 この場合認証が表示されますのでActiveDirectoryのユーザーでログインします。

 

こんな画面が表示された

 

 外部からアクセスしてみると最初こんなページが表示されました。

 

061

 

 

 んー、なんか違う。

 スタイルが外れたページ? それとも閲覧専用???

 と悩んでいたらOffice MVPの上本さんに「それはモバイル用ページだよ」と教えていただく。確かにURLがリダイレクトされて/m/付きになっている!!

 どうやらChromeで見るとモバイル端末と判定されて(それはそれれでどうよ・・・)いるらしい。

 IEで見ると正常に表示されました。

 

 というわけで、Dynamics CRMのインストールから、閲覧までを紹介してみました。

 最初に「Dynamics GPはDynamics CRMなどを含んだ総合パッケージ!!」と勘違いして、仮想マシンのインスタンスをDynamics GP版で作成して悩みまくっていたのは良い思い出です。

 


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