Microsoft Azure上でDynamics CRMを動かす方法を紹介します。
私はDynamics CRMの初心者ならMicrosoft AzureやWindows Serverもほぼ初心者なので間違いがあれば指摘お願いします。
(その2以降は(タグ)Microsoft AzureでDynamics CRMを動かすで一覧できます)
基本的に作業はMicrosoft Dynamics CRM 2013 development server installationをほぼなぞる形です。
(日本語で書くことで助かる人もいるよね?)
また、とにかくDynamics CRMを試したい場合は、こんな手間をかけなくても、Web版のDynamics CRMの30日お試し版がおすすめです。
Dynamics CRMをAzure上に構築するには大きく以下の流れになります。
1.Microsoft Azure上に仮想マシンを作成
2.ActiveDirectoryの設定
3.インストール前に各種設定
4.Dynamics CRMのインストール
5.動作確認
Dynamics CRMはActiveDirectoryの認証を利用するので、2番めにActiveDirectoryの設定が入ります。
ひと通りやってみると、キャプチャーが60枚ぐらいになったので、とても一回では全部紹介しきれないので何回かに分け紹介します。
まずはMicrosoft Azure上に仮想マシンを作成します。
ポータルの左ナビの仮想マシンをクリックします。
初めての場合は以下の画像のように「仮想マシンを作成する」ボタンから、すでに仮想マシンが存在する場合は、フッターの「新規」ボタンをクリックします。
下の画像のようにギャラリーからを選択します。
イメージは「SQL Server 2012 SP1 Enterprise / Windows Server 2012」を選択します。
続いて仮想マシンの構成を選択します。
仮想マシン名、ユーザー名は任意の値を、階層は標準、サイズはA3(4コア、7GBメモリ)を選択します。
(かなりのスペックです。利用金額は結果が出てからレポートしようと思います)
構成の続き。
日本(西)リージョンを選択。エンドポイントにHTTPとHTTPSを追加しておきます(外からアセスしない場合は不要です。また、あとから追加することもできます)。
次の画面。
これで仮想マシンの作成は終了。
この後はリモートデスクトップで仮想マシンに接続しての作業になります(あんまりAzure関係無いともいう)。
リモートデスクトップで仮想マシンに接続するには、仮想マシンのダッシュボード下にある「接続」から設定ファイルをダウンロードします。
次回はActiveDirectoryの設定について紹介します。
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