Microsoft Azure上でDynamics CRMを動かすの第二回です。
第一回では仮想マシンを作成しました。
今回は作成した仮想マシンでDynamics CRMで利用するActiveDirectoryの設定を行います。
設定はMicrosoft Dynamics CRM 2013 development server installationのスライドを見ながら進めています。
Server Managerを起動します。
(初リモートデスクトップ接続時には自動で起動した気もしますが、タスクバーの以下のアイコンからも起動できます)
「Add roles and features」をクリック。
ポップアップウィンドウの左メニュー「Server Roles」のActiveDirectoryDomainServicesにチェックを入れます。
「Features」 の「Windows Identity Foundation 3.5」と「Search Service」にチェックを入れます。
内容を確認。インストール終了後リスタートしないと反映されないので、
「Restart the desitination server automatically if required」にチェックを入れておきます。
インストールを開始します。
途中で再起動します。リモートデスクトップ接続もきれますので、しばらくしたらまた接続します。
再接続するとインストールはまだ続いている模様。
インストールが進むと画面右上の通知アイコンに警告マークが表示されるので、クリックしてみます。
警告をクリックすると以下のようにポップアップが表示されます。
「Promote this server to a domain controller」をクリックします。
Configuration Wizardが起動します。
「Add a new forest」を選択し、Root domain nameを設定します。
(スライドに習ってGLOBAL.localにしましたが、これは任意の値でOKだと思います)
「Domain Controller Options」でパスワードを設定します。
「Paths」はデフォルトのままで進みます。
インストールを進めます。
一度ログアウトさせられます。
再度接続します。
ActiveDirectoryのドメインでつないでみます。
先ほど「GLOBAL\local」で作成したので以下のようなアカウント指定になります。
ログインできれば成功です。
ActiveDirectoryの設定は一旦終了し次回からはIISの設定、ActiveDirectoryでユーザー作成、SQL Serverの設定などを行っていきます。
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