Microsoft Azureでカスタムドメインを設定する(ムームードメイン編)

土曜日 , 12, 4月 2014 Leave a comment

 Microsoft Azureでカスタムドメインを設定するにちょっと悩んだのでメモ。

 ドメイン取得及びDNSはムームドメインを利用。

 

 ムームードメインで取得したドメインはムームーDNSを利用することでDNS設定までまとめて便利なのですが、今までムームーDNSを使ったことがありませんでした。

 Microsoft AzureのWebサイトなどでDNSを設定する場合以下のように行います。

(ちなみに無料版のMicrosoft Azure Webサイトではカスタムドメインは指定できません)

 

1.ドメインの取得(ムームードメイン)

2.DNSの登録(ムームーDNS)

3.Microsoft Azureポータルでのカスタムドメイン指定

 

 を行う必要があります。

 1のドメインの取得はムームードメインで検索すれば山ほど出てくるでしょうから省略。

 2.のムームーDNSあたりから説明。

 ムームーDNSはコントロールパネルの下画像の位置にあります。

 

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 クリックすると取得したドメインの一覧が表示されます。

 

 

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 ドメインの列の「変更」ボタンをクリック。

 設定1と設定2がありますが、設定1は、サイトが同じGMO系列の場合だったりの簡単設定なので、そうでない場合は関係ありません。

 今回もサイト側がMicrosoft Azureなどで設定1には当てはまらず設定2に以下の3つを指定します。

 

・Aレコード:これはAzure側で確認できるIPアドレス

・CNAME:www付きのサブドメイン

・CNAME:awverify付きのサブドメイン。

 

 まずは、Aレコードを指定するためにMicrosoft Azure上で設定を確認します。

 IPアドレスはダッシュボードの下部メニューのドメインの管理から確認します。

 

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 以下のようにIPが表示されていますので、これをAレコードに指定します。

 

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 もう一つ、ダッシュボードでデフォルトで割り当てられているサブドメインも確認しておきましょう。

 

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 現在{Webサービス名}.azurewebsite.netというサブドメインがデフォルトで割り当てられており、このサブドメインでサイトが見れているはずです。

 

 これらを使ってDNSは以下のように設定します。

 

サブドメイン名   種別 内容
www   CNAME  {アプリ名}.azurewebsites.net
  A  {Azureポータル側で確認したIPアドレス}
awverify   CNAME    awverify.{アプリ名}.azurewebsites.net

 

 

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 DNSの浸透に時間がかかるのでしばらくおいてから、Azureのポータルに移動して、先ほどIPを確認した画面でカスタムドメインを指定します。

 すでに{アプリ名}.azurewebsites.netというドメインが記載されているので、それに今回取得したカスタムドメインのwww付きと、www無しをしていします。

 

 

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 設定がうまく行ってないと、以下のようにカスタムドメインが登録できません。

 

 ‘{Azureで最初に設定されたサブドメイン}’ を参照する ‘{設定したいドメイン}’ の DNS レコードは指定できませんでした。A レコードを構成する場合は、最初に、’awverify.{Azureで最初に設定されたサブドメイン}’ を参照する ‘awverify.{設定したいドメイン}’ の DNS プロバイダーで CNAME レコードを作成する必要があります。まずリソース レコードに反映を許可してから、A レコードを作成してください

 

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 サブドメインの指定でwwwだけで良い所をフルで指定していたのが私が手間取った原因でした・・・。

 ムームードメインでの事例がWebだとなかったので参加になれば。

 


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