Dynamics CRM 2013の機能と構成を触りながら覚えてき行きます。
第一回目の今回は受注データを作成してみようと思います。
(ECサイトとのデータ連携という視点で調査しているので、説明順序が通常のCRMの機能順とは異なることをご了承ください)
上部メニューの受注の作成は「営業」→「受注」から行います。
画面左上の「新規」をクリックします。
フォームに値を入れていくと「価格表」という項目があります。Dynamics CRMでは直接価格を入れるのではなく、価格表を選ぶようです。
商品に直接価格を持つのではなく、価格表で管理するのかなぁと漠然と推測。
ほとんどデータが無い状態を想定していますので、虫眼鏡マークをクリックして、メニューの「+新規」から新規に作成します。
続いて見込顧客を入力します。
受注があるということは、対象の顧客がいるはずなので必須ってことですね。
価格表と同じく虫眼鏡から選択しますが、こちらはデフォルトで既存データがあるのでそちらを選んでみます。
これで必須項目は埋まりましたが、価格が入力されていません。
下記画像の+ボタンから、既存の製品を選びます(まだ商品は何も登録してないので見つからないのですが)。
今までのパターン通り、虫眼鏡から新規作成します。
新規価格表品目ページがポップアップします。
価格表と製品を紐付けるテーブルと予測。
製品を新規に追加します。
これで受注ができました。
ここからはシステム開発者向け。
今回の登場項目をDBレベルで眺めてみます。簡単に眺めた結果なので間違いあれば指摘お願いします。
まずは受注。これはSalesOrderBaseテーブルです。
SalesOrderBaseにはPriceLevelIDというカラムがあります。価格表はPriceLevel~という名前と予想できます。
事実、価格表はPriceLevelBaseテーブルのようです。
先の操作で、価格表と商品を紐付けるテーブルがあることが予想されました。
ProductPriceLevelBaseテーブルというのがありました。
そして商品がProductBaseテーブル。
もう一つ担当者を設定しました。ここには担当者(ContactBase)と企業(CustomerBase)が入るのかな・・・と思っていましたがCustomerBaseというテーブルは無くて、ContactテーブルにParentCustomerId
~というテーブルが有ります。CustomerBaseというテーブルはない作り? CustomerAddressBaseなどはあるから作りが他と違うだけかもしれませんね。この辺は後ほど調査ということで。
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