Windows8を使ってみての感想

火曜日 , 17, 4月 2012 Leave a comment

 Windows8Consumer Previewが出て一か月以上がたった。

 

 

 多くの人が最初に「このOSは失敗作ではないだろうか?」と感じ、更に使い続けた人は、最初の印象に比べて、従来のデスクトップOSと違和感無く使えることに気が付いたはずだ。

 さらにわずかだがタブレットOSとしての魅力に触れた人たちもいる。

 

 私の感想は「Windows8は素晴らしいOSだ。だけど完成度は高くない。荒削りだ」というもの。

 

 完成度が高くないというのはOSとして不安定とか、物足りないという意味ではない。

 Windows8が示す新しいユーザー体験はもっともっと快適で楽しいものになるという、これはまだ最初の入り口、という点でまだ完成ではないと感じている。

 

スタートページはデスクトップOSとしてみるとやはり違和感を感じる

 

 マウスとキーボードというインターフェイスで操作する環境からみると、Windows8のスタート画面およびメトロUIはやはり適していない。

 慣れてくると起動後はWindowsキーを押してすぐに従来のデスクトップに移動するようになりスタート画面を操作することはほぼなくなる。とはいえ、その一瞬の違和感はやはり洗練されているとは言えない。

 

 マウスとキーボード操作を主とするユーザーはスタート画面では検索に「Ctr+F」などを押さないでもキーをタッチするとすぐに検索が始まることを覚えておくとメトロUIの違和感を感じずにアプリを起動できるようになると思う。

 

タブレットのOSでありデスクトップのOSである理由

 

 当初はタブレット用のOSはタブレット用のOSで、デスクトップ用のOSはそれで個別に販売すればいいのではないかと思った。

 タブレット用にはWindowsPhoneOSを載せればいいんじゃないかとも思った。

 

 しかしWindows8がタブレットとしての性格と、デスクトップOSとしての従来の窓を持つことは大きな意味があることに気が付く。

 

 移動中はタブレットOS、家に帰ればマウス、キーボードをインターフェイスとしたデスクトップOSというハードウェアはすごく魅力的だ。

 これはタッチUIしか持たないiOSでは今のところできないことだ。

 

(デスクトップ用途に限った利用での一瞬の違和感はハイブリッド端末への期待で吹き飛ぶ程度のものだけど、やはり無いほうが良いね)

 

 上のような混在型のデバイスはiPadというよりノートPCの系譜に位置して、iPadより高額なものになるのは仕方ないと思うけど、気になるのはどこまで軽くできるか?

 やはりiPadぐらいの重さが好ましい。Samsungの端末はやはり重く感じた。

 

iPadと争うのはARM版?

 

 純粋なタブレット端末としては上記のようなハイブリッドタイプではなくARM版のWindows8が来るんだろけど、今のところ非公開なところが多すぎて、早く実機を触らせローということに尽きる。

 

Appleになる必要はない

 

 iPadは単一アカウントしか持たない。

 一人一台を想定しての仕様なのだと思うがこれは不便。

 

 Windows8は今のころ複数アカウントでログインできるので、家族でタブレットPCを共有するならWindowsOSということになりそう。

 

 マイクロソフトはAppleと同じことをしたいと思わせる場面が多いが、ここはマネしないで欲しいなぁ。

 メトロUIはその点差別化に大きく貢献している。

 手で持ったとき左右の端にチャームやタスク切り替えという機能を持っているのはさすが考えこまれている。

 

WindowsLiveIDで紐づけられた世界

 

 WindowsLiveIDでログインすることで、紐づけられていればFacebook、Twitterの情報がインストール時に即座に利用できる。

 Windows8のアカウント情報とWindowsPhoneのアカウント情報が同期しているのは今後の連携強化を予感させる。

 

 LiveIDで紐づけられたSkyDriveとの親和性も忘れてはいけない。

 

開発者にとってのWindows8

 

 WinRTという大きな変更があるため、WindowsPhoneからの移植容易性が落ちてはいるが、同じメトロUIやXAMLによる記法などはスキルとして活かせる。

 WinRTが大コケしない限り、将来WindowsPhoneもWinRTAPIを利用してほぼ同様のコードで開発できる日が来るはず!!

 

売れるかどうか楽しみ

 

 私はWindows8がすごく気に入っている。

 だけど、Windows8が必ず成功すると確信しているかというと悩ましいところ。

 

 Windows8は初見敷居が高い。

 スタートボタンがない、いきなりメトロUI、リボンインターフェイス。

 

 PCスキルの高くない人を悩ませる要素満載だ。

 

WindowsPhone開発者にとってのWindows8

 

 WinRTのせいで同じコードで二つの環境で動かすのは難しいけど、

 WindwosPhone開発者はWindows8も触ってみるべきだ。

 

 同じメトロUIということもあるが、将来、WinRTが大コケでもしない限り、WindowsPhoneの開発もWinRTを利用することになる可能性が高いと踏んでいる。

 今からWindows8を開発していれば、WindowsPhone9あたりでWinRTを使って開発するようになったときに優位に立てる。

 

 この辺は皮算用臭い気もするけど、たぶんそうなる。

 

 いろいろな人と話、自分でも触れてきたWindows8の雑感をまとめてみた。

 

 ちゃんとWindows8を語るにはタブレット版もしっかり使い込んでからでないと駄目だよね・・・と自分をだましてタブレットを買う決心をするためのエントリーだったり・・・(買ってもいいかな? 誰となく)

 

 


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