昨夜はMicrosoftが開始する大きな開発者イベントBuild 2013を夜遅くまで見ていたことによる寝不足で、.NET系の開発会社では平均して60%まで生産性が落ちたらしいですが(うそ)、みなさんはいかがでしょうか?
Buildのまとめは色々な方が書かれているので、私はWindows 8.1とその周辺について書いてみようと思います。
皆さんの期待通り(?)スタートボタンが復活しました。
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Buildでも拍手喝でしたが、これクリックしたらスタート画面に行くだけのボタンです。
8.0の時点でもう少しマウスを画面左下に移動させればスタート画面に行くボタンが表示されたんですよ? と思っていましたが、右クリックでシャットダウンなどのメニューが呼び出せるのは好意的に受け入れらそう。
タスクバーを右クリックしてプロパティを呼び出すと、ナビゲーションタブに「サインイン時にスタート画面ではなくデスクトップに移動する」というチェックが追加されており、このチェックにより再起動した際にスタート画面を表示せずにデスクトップを表示するようになります。
スタートボタンとこの機能は、Windows 8.0で大きくタブレット向けにシフトしすぎたので、デスクトップユーザーの戸惑いポイントをフォローしたという感じがします。
ストアアプリ側も変更があります。
タイルの多きさの種類が増えました。
ライブタイルの動作に修正が必要になりそうですが、8.0時代のストアアプリは新しく追加された大きさのタイルが選択できないようです(4種類あるうちの大が選べませんでした)。
Visual Studio 2013 Previewのマニフェストファイルには以下のように「310×310の正方形のロゴ」という大タイルの指定に関する項目がありました。
あとはFull、Snap、Fill以外のストアアプリの分割方法の追加。
下の写真は5:5の分割表示ですが、これも8.0時代のストアアプリだとこのサイズで表示できませんでした。
これにより過去のストアアプリは全部作り直し? などと心配したものの、対応したアプリのみ8.1に合わせたサイズで表示されるということのようです。
ストアも合わせていろいろ変わっています。
先にもちょろっと名前を出しましたが、新しくVisual Studio 2013 PreviewもDL可能になりました。
(あわせてVisual Studio 2012 Update3も出ました)
ストアアプリのプロジェクトを作成すると以下のように Windows 8.1対応のプロジェクトであることがわかります。
デバイスにも「最小の幅」という項目があったりします。
5:5にしたときのApplicationView.Valueの値もちょっと想定外の値が来たので(新しいステータスが追加されているんじゃないかと思っていたがFullScreenLandscapeなどだった)、色々調査が必要そうです。
8.1についてはこれ以外にも色々APIも増えているようなので今後もレビューしていこうと思います。
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