前回の「Windowsストアアプリ入門 vol83:HTML+JavaScriptプロジェクトのロジック部分をC#で書く」でC#のライブラリを作成しました。
折角なので単体テストも書いていくようにしましょう。
テストの追加方法は簡単で、ソリューションエクスプローラーから新しく「単体テストライブラリ」のプロジェクトを追加します。
最初からひな形のテストファイルがあるので以下のように書き換えます。
[TestClass] public class CalculatorTest { [TestMethod] public void addTest() { var calc = new CalculatorLib(); Assert.AreEqual(5, calc.add()); } }
[TestClass]がこのクラスがテスト対象であることを表し、[TestMethod]がテストを実施するメソッドであることを表しています。
Assert.AreEqualが実際にテストを実行している部分で、calc.addの値が5と等しいはずだというテストになります。
CalculatorLibクラスのaddメソッドは以下でした。
public double add() { return 10; }
無条件で10を返すのでテストは失敗するはずです。
「Ctr+R→A」ですべてのテストを実行します。
テストは当然失敗です。
テストが通るように5の値を10に変えて再度テストを実行します。
Assert.AreEqual(10, calc.add());
テストが成功してグリーンになりました。
記事のテストはあまり意味のあるものではないですが、これで一応単体テストを実行しました。
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