Remote Tools for Visual Studio 2012を用いると、開発用のPC(VisualStudio2012がインストールされたPC)から別のPCにアプリを転送してデバッグすることができます。
さまざまなPCにアプリを転送してデバッグすることが可能で、特にVisualStudioがインストールできないARM版のWindows RTへのデバッグが可能になるのは特筆すべき機能です。
(アプリを転送できるPCは同じローカルネットワーク内のPCに限ります)
Remote Tools for Visual Studio 2012はVisual Studio 2012 試用版ソフトウェアと言語パックページからダウンロードできます。
「追加ソフトウェア」の「Remote Tools for Visual Studio 2012」をクリックしてOSのバージョンに合わせたファイルをダウンロードします。
(Remote Tool for Visual Studio 2012をダウンロード、インストールするPCはアプリを実行するPCです。後述しますが、デバッグの実行元=VisualStudioをインストールしたPCにはインストール不要です。まぁ、VisualStudioがインストールしてある時点でRemote Toolも一緒にインストールされているんですが・・・)
デバッグ対象のPCにVisualStudio2012がインストールされている場合以下のディレクトリにRemote Toolsがインストールされています。
(64bitのWindows8の場合)
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 11.0\Common7\Packages\Debugger\X64\msvsmon.exe
実行先のPCでリモートデバッガを起動します。
これでデバッグの対象としてPCは接続を待ちます。
つづいてVisualStudioでアプリケーションをデバッグします。
対象を「リモートコンピューター」に指定します。
デバッグ対象(先ほどリモートデバッガを起動したPCがローカルネットワークで見つかればデバッグ対象として表示されます)
対象のPCを選択します。
デバッグを実行するとリモート先のPCでアプリが実行されます。
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