Windowsストアアプリ:タイルの概要

土曜日 , 6, 10月 2012 Leave a comment

タイルとは?

 

 タイルとはWindowsストアアプリケーションの起動を行うための起点となるエリアです。

 タイルはスタート画面に配置されます。

 

スタート画面とタイル

 

 スタート画面に配置されたタイルはアプリケーションの起動の起点というだけではなく、ライブタイルセカンドタイルの仕組みを用いてユーザーに情報を提供することができます。

 

静的タイル

ライブタイル

 

タイルの大きさ

 

 タイルのサイズは310×150150×150の2種類をとります。

 310×150のタイルの場合はライブタイルであることが推奨されます。

310×150ピクセルのタイル(ワイド)

150×150ピクセルのタイル(正方形)

 

タイルの形態

 

 タイルは変化のない静的なタイルと次々と表示を切り替えるライブタイルがあります。

 ライブタイルはローカル、サーバーなどから情報を取得してタイルに表示することができます。

 セカンダリータイルは一つのアプリケーションで2つ以上のタイルを提供することができる仕組みです。

 

バッジ

 

 タイルには1~99(100以上は99+と表示される)の数字と数種類のマーク(グリフ)を表示することができます。

 これらはバッジと呼ばれます。

 

数字の6をバッジとして表示

参照:バッジ イメージ カタログ (Metro スタイル アプリ)

 

ライブタイルのテンプレート

 

 ライブタイルは何種類かの決められたXMLテンプレートから表示形式を選択して表示します。

 テンプレートはワイドタイルと正方形タイルにそれぞれが存在します。

 

(タイル設定のサンプルコード)

ITileWideText03 tileContent = TileContentFactory.CreateTileWideText03();
tileContent.TextHeadingWrap.Text = str;

ITileSquareText04 squareContent = TileContentFactory.CreateTileSquareText04();
squareContent.TextBodyWrap.Text = str;
tileContent.SquareContent = squareContent;

            TileUpdateManager.CreateTileUpdaterForApplication().Update(tileContent.CreateNotification());

 

参照:タイル テンプレートの選択

 

タイルの更新方法

 

 タイルの更新には以下の方法で可能です

 

ローカル更新:アプリの実行中に更新する
スケジュール更新:アプリ実行中に設定し、更新は指定時間後に行われる(アプリが起動している必要がない)
リモート更新:サーバー側からデータを取得して更新する(アプリが起動してないタイミングで定期的に実行できる)
プッシュ更新:サーバー側からデータを送信して更新する

 

参考:セッションスライド:Windowsストア アプリケーション概要(通知編)

 


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