2013年11月1日にVisual Studio 2013のボリュームライセンスの販売が開始され、パッケージ版も11月18日に発売されました。
前バージョンの2012から一年という比較に短い間隔でのリリースに「何が新しいんだ?」「こんなにすぐ新しいバージョンが出て大変だ!!」などと思われている方も多いと思います。
というわけで本ブログではVisual Studio 2013へのアップデートを考えている方や、Visual Studioの購入を考えている人向けにVisual Studio 2013について紹介していこうと思います。
Visual Studioとは.NET環境(大雑把に言うとマイクロソフト系)の開発ができるソフトウェアです・・・という認識でしたが、Team Foundation Serverのオンライン版のTeam Foundation ServiceがVisual Studio Onlineとして正式リリースされるなど、単純にプログラミングを行えるツールというだけでなく、開発全般を制御することもできるようになってきました。
本ブログでも、Visual Studio 2013の機能を紹介するなかでVisual Studio Onlineと絡めた利用方法なども紹介していければと思います。
とりあえず触ってみたいという場合には無償のExpressエディションや90日間の体験版があります。
すでにVisual Studio 2012 Professionalをお持ちの場合は期間限定で12,383円のアップデートプランがありますので、期間中にぜひアップデートしておいてください。
(上記プランはMicrosoftストア限定で、2014 年 1 月 31 日まで在庫限りのようです)
Windows 8が1年後に8.1になったようにマイクロソフトは利用者の需要を踏まえつつ製品の素早いリリースを掲げています。
これは嬉しい反面、技術者がついていけるのか? 消費者が戸惑わないか? 技術書があっという間に古くなって執筆者が苦労しないか(しみじみ・・・)という懸念も残ります。
個人的にはWindows 8から8.1は大きな舵を切った後の最初の更新なので変更点、追加点も多くなったが、次の更新(8.2?)以降はここまで変わることは無いんじゃないかと考え(願望し)ています。
あわせて開発ツールであるVisual Studioも1年置きのアップデートとなりました。
Windows 8から8.1へのアップデートは無料ですが、残念ながらVisual Studioのアップデートは有償です。
このような開発ツールの短いアップデートに対応するには、上記2012からの限定アップデートプランを利用して安価にバージョンアップするか、MSDNやVisual Studio Onlineのような年間、月間プランで常に最新版を利用するのが標準になってくるのかなと思います。これはAdobeのCreative Cloudなどと似た流れですね。
アップデート必須なのはWindows 8.1向けのストアアプリを開発したい方。
残念ながらVisual Studio 2012ではWindows 8.1向けのストアアプリを作成することはできません。
(Windows 8向けのストアアプリについてはVisual Studio 2013だと新規にプロジェクトを作成することはできないが、すでに作成されたプロジェクトの更新は可能という立ち位置なので注意が必要です。基本的にWindows 8は速やかに8.1に移行するだろうから今後新規にWindows 8用のアプリを開発することはないよね、という考え方なのかな)
それ以外の開発者の方は2013へのアップデートは追加された機能などを検討、ということで良いのではないかと思います。
追加された機能などは本ブログでもこれから紹介していければと思います。
というわけで、Visual Studio 2013について書いてみようと思い立ち、筆をとりました。
個人的にVisual Studioに詳しいというわけでもない(これまでProより上のエディションはほとんど触ったことがありませんでした)ので、勉強しながら書いて行きます。
間違い等ありましたら訂正お願いいたします。
追申:ストアアプリについても、CodeZineでの記事を中心にどんどん発信して行こうと思いますのでよろしくお願いいたします!!(宣言して自分を追い込む的なやつ)
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