ユニバーサルWindowsアプリ(Pre)入門005:アプリを移植する

金曜日 , 19, 6月 2015 Leave a comment

Windows 8.1、Windows Phone 8.1対応のユニバーサルWindowsアプリをWindows 10向けに移植してみます。

(毎度のお約束、本記事はプレビュー状態のOS、IDE、SDKを利用しておりますので、製品版では異なる可能性があります)

 

まずはシンプルなアプリから

 

移植する対象アプリはPiano Quizというシンプルなアプリを選択。

クリックイベント、音を鳴らすなどセンサーなどのデバイス依存が無い簡単そうなのを選択しました。

 

プロジェクトは新しく作成

 

8→8.1ではプロジェクトレベルで変換することができましたが、今回は変換は無い(まぁ、仕組み上できない)ので新規にプロジェクトを作成します。

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プロジェクト構成はこんな感じ。

8.1時代のストアアプリ用、Phone用、Sharedプロジェクトに加えてWin10Previewプロジェクトが増えました。

 

XAML移植

 

XAMLはGrid部分をべたーっとコピペ。

まだイベントハンドラーがないのでClickイベント周りでエラーがでますが、それ以外は問題なさそう。

もともと、ストアアプリもPhoneも同じXAMLだったので今回は一方のXAMLをコピペするだけでOKでした。

 

cs移植

 

C#のコードもべたーっとコピペ。

Sharedも参照の追加で読み込んでみる。

 

002

読み込み成功。

 

すんなり動いた

 

エラーが無いようなので、ん?動く? とあまりにあっさり進む展開に驚きつつビルド。

動いた・・・。

003

 

というわけで、新しくプロジェクトは作成する必要はあったものの、コードは一行も書き換えることなく動作しました。

(デフォルトのテーマが白地(Light)なので後でそこだけ黒地(Dark)に変更)

 

うん、あっさり行き過ぎて拍子抜けエントリーになってしまいました。

 


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