Metroスタイルアプリケーションの開発は難しい?

土曜日 , 21, 7月 2012 Leave a comment

 現状を分析すると答えはYESです。

 

 当初より、Windows 8のMetroスタイルアプリケーションにはタイポグラフィーやコントラクトの使い方などのデザイン、UXに関連した作法が語られてきました。

 それはそれで知らないといけないこと、実装しなければいけないことがあり敷居は高めていましたが、現状開発者を苦しめているのは、

 

1.1 アプリは、サポートしているすべての言語と市場で、ユーザーに独特かつ独創的な価値または実用性を提供しなければならない

 

 というあいまいな要件です(参考:Windows 8 アプリの認定の要件 )。

 

 AELでトークンを取得した多くの開発者はまず、上記のUXなどのメトロの作法に沿ったアプリを様子見で提出したと思います。

 この辺の作法も手探り感がありますので、あまり大きな規模のアプリを作りのは躊躇します。

 

 その辺の開発者の感覚とアプリを審査する側とのミスマッチがこの「もうちょい作りこみなさい」とも取れる1.1の抵触。

 

 この項目の難しいところは、フィードバックが得られないところですよね。

 ではどうすればよい? という答えを開発者は手探りで求めなければいけない状態となりましたが、アプリの申請から判定までにかなり時間がかかる現状なかなか直して再アップも難しいです。

 ここは開発者、マイクロソフト、連携してフィードバックを得やすい環境を作っていきたいところ。

 

 マイクロソフトとしても、アプリは多くストアに並べたいでしょうから何とか改善したいところでしょう。

 正式版公開までのストアは見本市的な意味合いがあるので、序盤は作りこみの浅いアプリは並べたくないという姿勢であれば、あとで緩和されることを願いたいですね。

 

 

 えっ私?

 少し前に審査にだしたけど、全然結果が返ってこない状態です・・・ただSnapの対応漏れがあったから1.1より前にそっちで弾かれそう・・・。

 


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