間もなく登場のEC-CUBEの新バージョン 3は現在β版がテスト利用可能です。
インストーラーが無い状態なのでコマンドラインでのインストールとなりますが、そこまで難しく無いので興味がある方はぜひβ版の状態を見てあげてください。
まずは以下のサイトからEC-CUBE 3βのソースコードをダウンロードします。
(GitHubからクローンすることもできます)
http://www.ec-cube.net/product/info_3.php
上記URLアクセス後にスクロールして下画像が表示されるまでスクロールしてください。
または以下のURLにアクセスしてください。
http://www.ec-cube.net/product/info_3.php#page4
Version 3.0.0-beta(zip)をダウンロードします。
ダウンロードしたec-cube-3.0.0-beta1.zipファイルをサーバーにアップロードします。
環境はEC-CUBE 2系が動く環境(Apache、PHP、 Postgresql or MySQL)であれば大丈夫だと思います。
zipファイルを解凍します。
#unzip ec-cube-3.0.0-beta1
解凍したフォルダ内のeccube_install.shを開きます。
CONFIG_PHPからDBPASSまでの設定を自分の環境にあわせて書き替えます。
(データベースとデータベースを利用するアカウントが用意されていない場合はここで用意します)
以下はドキュメントルート以下の/ec/htmlにインストールした場合の参考例です。
CONFIG_PHP=”app/config/eccube/config.php”
CONFIG_YML=”app/config/eccube/config.yml”
ADMIN_MAIL=${ADMIN_MAIL:-“hogehoge@gmail.com”} // 自分のメールアドレスに
SHOP_NAME=${SHOP_NAME:-“EC-CUBE SHOP”} // 店舗名
HTTP_URL=${HTTP_URL:-“http://hogehoge/ec/html/”} // インストール先のURL
HTTPS_URL=${HTTPS_URL:-“http://hogehoge/ec/html/”} // SSLは使わないのでHTTPと同じにしておく
ROOT_URLPATH=${ROOT_URLPATH:-“/ec/html/”} // ルートからのパス
DOMAIN_NAME=${DOMAIN_NAME:-“”}
ADMIN_DIR=${ADMIN_DIR:-“admin/”}DBSERVER=${DBSERVER-“127.0.0.1”} // DBのホスト
DBNAME=${DBNAME:-“dbname”} // データベース名
DBUSER=${DBUSER:-“dbuser”} // データベースのユーザー名
DBPASS=${DBPASS:-“dbpass”} // データベースのパスワード
eccube_install.shを実行します。
利用するデータベースにあわせて以下のどちらかを実行します。
(MySQLの場合)
# eccube_install.sh mysql
(PostgreSQLの場合)
#eccube_install.sh pgsql
Composerを利用してモジュールを色々ダウンロードしながらインストールが進みます。
インストールが終わったらPCページと管理ページにアクセスしてみます。
(管理ページはデフォルトでパスが「/admin」 IDが「admin」 PASSが「password」に設定されているようです。)
画像などが表示されない場合はeccube_install.shの設定かhtmlフォルダー以下の.htaccessの記述を確認してみてください。
β版だと、見た目はEC-CUBE 2系と同じですが、インストールの流れなどを見ると内部的にかなり変わっていることが予想されます(内部フレームワークにSilexを採用したので変わってないはずがないのですが・・・)。
次回以降は中身のソースコードを眺めて行こうかなと思います。
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