10月18日に開催されました「EC-CUBE を真剣に考え続ける会」に参加してきました。
当初はセッション形式でしたが、エヴァンジェリストが集結したため、全員でフリートークする形に変更したとか。
結果、大成功だったと思います。
どんなことを真剣に話あったかといいますと—
EC-CUBE 工房 BtoBではなくて、公式のEC-CUBE B2Bの方。
現在、問い合わせのあったものを対応可能なパートナーさんに展開中とか(お客様に地理的に近い所)。
着実に動き出しているようです。
サポートは2世代前まで(現在が2.13なので2.12、2.11までで2.4はサポートから外れている)。
大きなセキュリティ上の問題が出た場合などはパッチが出るかもしれないが、基本上記サポート体制なので、開発会社の皆さんは、ライフサイクルについて、お客様にお伝えしておくと良いですね。
気になるパフォーマンスについても真剣に考えました。
EC-CUBEデフォルトではインデックスが十分に効いた状態ではない理由は「スペックの低いレンサバだとインデックスが負担になりパフォーマンスが落ちるケースがあるため」だそうです。なるほど、激安レンサバなどではない限り、インデックスが負荷になることはないでしょうから、インデックスは追加しておくと良いと思います。
デフォルトではSQLキャッシュは利用していないので、SQLキャッシュも有効。
DBのスケールアウトに対応しないの? という問いにはDBのスケールアウトが必要になるような用途はEC-CUBEのレンジとしては主軸ではないので、そこまでスケールが必要ならEC-CUBEを大幅カスタマイズするなり、別の手段を検討してくださいとのこと。
格安レンサバでも動くようにインデックスを貼りまくって無かったり、スケールアウトが必要な規模は想定していないなど、EC-CUBEの現在のターゲット層が垣間見れました。
プラグインの影響? 高負荷時にはあるかも? 決済モジュールの絡みかも?
色々な原因が想定されますが、ミッションクリティカルな用途の場合は、環境での利用はそれなりのカスタマイズを。
EC-CUBE本体は最小限のコアで、機能はプラグインで作るといいねという意見や、次期バージョンにも目玉機能が入る? など意見を出し合いました。
現状、プラグインはある意味なんでもできる作りなので、お行儀よく作りましょう。
プラグインのマニュアルよく読んで作ってね。
あと、プラグインのアンインストール機能をしっかり実装してね。
双方の作りなどの影響があるので難しい面がある。
LPやブログなどはCMSの方が作りやすいからうまく組み合わせたいね。
baserCMSの方が来てくれていました。同じ国産同士うまく連携したいですね。
などなど、EC-CUBEについて色々なことを話あった貴重な時間となりました。
「考え続ける」ということで、全国で考えつづける会を開催とか面白そうですね!! 広島でもぜひ考えつづけたいと思います。
広島でも今週末に「EC-CUBE×concrete5合同勉強会」を開催しますので、ぜひご参加ください。
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