これだけメジャーどころだから待っていれば誰かから借りれるだろう、と購入を控えていましたが、ようやく貸していただき、読み終えることができました。
読後の感想、早く買って読んでいれば良かったと思える一冊。
上巻は昔語りの時代。
私にとって、プログラミングはおろかパソコンもほとんど触ったことの無い時代ですが、
パーソナルコンピューターの誕生、GUI、マッキントッシュの開発秘話などが2人のジョブスやビルゲイツといった層々たる面々が登場しながら語られる話が面白くないわけがない。
ジョブスの破天荒振りと極端な生き方はプレゼンの達人という側面ぐらいしかしらなかった私にとっては新鮮な驚きでした。ゲイツといいジョブスといい、偉人というのは決してまねようとしてはいけない(そもそもできないのでしょうが)人種であると痛感しました。
下巻になるとアップルを追われたジョブスが復帰、iMac、iPhoneなどの私にもなじみの深い時代の製品群が出てきます。
これらの素晴らしい製品たちを生み出す原動力、アップルのアップルたるゆえんがが、一人の人間、ジョブスの極端なキャラクターを中心として生み出されたというのは、ジョブス無きアップルの姿がはっきり見えていない今読むと非常に興味深いです。
今後のアップルに不安と同時に期待で胸が躍る気持ちです。
この本はアップル製品がもっと好きになれる本です。
ジョブスがもっと好きになる本です(そして一緒に働きたいとは思えなくもなる本ですw)。
私のようにいつか読める日を待っている方は、お金を払ってでも読む価値がある本ですよー!! ぜひ買って読んでください。
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