EC-CUBE 4をXAMPPで動かす

木曜日 , 25, 10月 2018 Leave a comment

 記事「Windows Subsystem for LinuxでEC-CUBE4を動かす その1(WSLインストール)」から始まる一連の投稿で書いたが、WSLはパフォーマンスが今のところ出ない。

 個人的には仮想マシンでLinuxやUnixを立てて欲しいところではあるが、XAMPPがお手軽という意見はあると思うのでインストールしてみた。

 (VirtualBox上のWindows10+XAMPPで試したのでパフォーマンスについてはノーコメントで)

 

 インストールしてみた結論を書くと、意外とあっさり動いた。

 PHPのモジュールとか足りなくて色々エラーがでることを覚悟していたんだけど・・・。

 

XAMPPの準備

 

 XAMPPの最新版はPHP 7.2.11なのでシステム要件は十分。

 まっさらのWindows10なら、素直にインストールも終了。

 

 XAMPPのコンソールからApacheとMySQLを起動しておく。

 

 php.iniを開いて、

 

;extention=intl

 

 の「;」を外して有効化しておく。その際はApacheの再起動を忘れずに。

 後はMySQL(XAMPPだとMaria DB)のrootにパスワードを設定(または新規ユーザーを作成)して、EC-CUBE 4用のデータベースを作成しておく。

 

EC-CUBE 4のインストール

 

 EC-CUBE 4の公式からDLしたzipを解凍してドキュメントルート(デフォルトならC://xampp/htdocs)以下の任意の位置に配置。

 後はEC-CUBE 4のルートフォルダにアクセスすればインストールが始まるはずです。

 

おまけ:エラーに遭遇

 

 インストール途中で画像のようなエラーになりました。

 

 ページ表示の際にPHPのMaximum execution time(PHPの実行にmax_execution_time以上の時間がかかった)エラーで落ちると、正常にキャッシュファイルが作成されず次回以降の表示ができないという流れのよう。

 max_execution_timeを色々変えてみたけど必ず発生するわけではない模様。コケるタイミング次第かなぁ。

 

 一時的な対応としてはキャッシュファイル(var/cache/prod以下)を削除してmax_execution_timeを長めに取るなどでエラーになりにくくはできるけど、キャッシュが正常に作られなかった際にエラーで落ちずにキャッシュを使わずにページ表示して、表示できたらキャッシュを作り直すなどの流れが望ましいかなぁ。

 

 たぶん、フォーラムの以下の質問も同じ症状かなぁ。

 フォーラム:「システムエラーが発生しました。 大変お手数ですが、サイト管理者までご連絡ください。」

 


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